岡崎明治酒場
会場エリア
[岡崎明治酒場会場エリア]

BENCH PROJECT

開催時間
17時∼23時

明治に生まれたと言われる警察。その警察の男が何人かで連れ立って岡崎エリアを散策する。通報によると、怪しげな"べんち"が夜、このあたりで明滅しているとのこと。報告書によると全部で五箇所で目撃されている。何より不思議なのが、その"べんち"にはこのあたりの言葉が光っているらしく、その設置されている箇所と、言葉が関係しているとかいないとか。
明治酒場に来られた諸氏には、ひとつ、この"べんち"探しにひと肌脱いで頂きたい。探して歩く夜空に浮かぶ秋の月の美しさをその返礼とさせていただければ、これ幸いである。

  • 家成 俊勝

    1974年兵庫県生まれ。京都造形芸術大学准教授。ドットアーキテクツ代表。2004年に赤代武志と共にドットアーキテクツを設立。大阪・北加賀屋にて、アート、オルタナティブ・メディア、アーカイブ、建築、地域研究、サークル、NPOなど、分野にとらわれない人々や組織が集まる「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動。設計、施工のプロセスにおいて専門家・非専門家に関わらず様々な人との恊働を実践している。設計だけに留まらず、現場施工、リサーチプロジェクト、アートプロジェクトなど様々な企画にもかかわる。第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016)にて審査員特別表彰を受賞(日本館出展作家)。

  • 酒井 洋輔

    1980年石川県金沢市生まれ。京都造形芸術大学准教授。京都伝統文化イノベーション研究センター センター長。いろは出版にて雑貨ブランドAIUEO立ち上げ、取締役を経て株式会社CHIMASKIを設立。2018年にはWhole Love Kyotoを立ち上げ、京都の伝統文化をイノベーションした商品を発表。アートディレクター、デザイナー。

  • 学校法人瓜生山学園
    京都造形芸術大学

    1977年に前身の京都芸術短期大学の開学から41年を迎える総合芸術大学。1998年には、4年制大学では初めての通信教育過程を開設。現在、18歳から95歳が学ぶ日本で最も学生数の多い芸術大学。開学の哲学として「京都文藝復興~藝術を学ぶことを通じて、人間とは何か、社会とは何かを考える学生を輩出する」「藝術立国~藝術を学んだ学生たちの力で社会のより良い変革に寄与する」ことを掲げ、多地域・多世代に向けた芸術教育を推進している。「芸術教育の社会実装」を目指し、企業や自治体と連携した様々な課題解決プロジェクトを推進しており、文部科学省、経済産業省の各種事業にも採択されるなど、その活動に注目が集まっている。