- 正式名称
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岡崎明治酒場
- OKAZAKI MEIJI SAKABA - 日時
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2018年10月26日(金)
17:00(OPEN)~
23:00(CLOSE)
※雨天時、一部縮小実施。 - 開催場所
- 平安神宮や、岡崎公園、京都モダンテラス&ロームシアター京都、京都伝統産業ふれあい館、京都市動物園、京都市美術館など、その他岡崎エリアの協力施設や公共スペース
- 入場料
- 無料(ただし、一部プログラムは有料)
- 主催
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岡崎明治酒場実行委員会
(ロームシアター京都、京都市美術館、京都市動物園、京都伝統産業ふれあい館、平安神宮、無鄰菴、京都岡崎魅力づくり推進協議会、京都市、THE KYOTO MODERN TERRACE、蔦屋書店、東映、Nozomi、SECAI、電通)
本事業は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、
「平成30年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査に係る試行プロジェクト」として実施されています。
ポスターは創業明治20年の印刷会社、京都便利堂様ご協力のもと、明治時代から続く印刷技術である「コロタイプ」を使い、印刷しました。コロタイプは、熟練の職人の勘と手仕事を必要とする技術のため現在ではおもに国宝など文化財の複製制作や、写真作家の作品制作に用いられポスター印刷に使われることはまずありません。しかし色の濃淡の幅やなめらかさ、独特の風合いは、明治時代から進化をつづけてきた、まさに京都 の「伝統技術」です。そして現在この技術を持つのは、世界でも便利堂のみとなりました。今回のポスターでは、古くからの日本文化と、新たな西洋文化が混じり合うことでまったく新しい文化が大きく華開いた明治時代の気風にオマージュを込め、単にレトロなだけではない、新たなビジュアル表現の可能性を探りました。
明治の印刷物のような装飾的なモチーフを彩るのは夕暮れから夜に向かう空や、時代の移り変わりをイメージさせる、デジタルデータのグラデーション。ひとつのグラデーションで、岡崎に点在する5つの会場のポスターがつながります。
各ポスターに使われる色は2色のみ。コロタイプ印刷ならではの幅広い濃淡で奥行きや立体感の表現に挑戦します。現物をお見かけの際は、ぜひお近くでじっくりとご覧ください。